文学フリマ東京39に出店します(2024年12月1日、東京ビッグサイト)

文学フリマ東京39に出店します!大和堂

いつの間にか巨大イベント化していた文学フリマ。

なんと今回の「文学フリマ東京39」は、2623ブースという驚くべき出店数だそうです。

SNSが主流となり、誰でもネットに自分の想いを自由に載せることができる時代に、あえて紙(いや紙以外の媒体もありますが)、そして対面という形式で作品を発表しようという人、それを見てやろうという人、それぞれ酔狂極まりない人たちが(誉め言葉)こんなにもたくさんいることに、驚くと共に一筋縄ではいかない人間の面白さも感じています。

大和堂も久しぶりに出店いたします。お品書きはこちら ↓

新刊は『続 黄表紙のぞき』。江戸時代のコミックともいうべき絵入りの草双紙「黄表紙」の代表作を現代語訳したもので、既刊『黄表紙のぞき』の第二弾となります。

続黄表紙のぞき
『続黄表紙のぞき』

そのほか、江戸時代の道中記から怪談まで、歴史、怪談、文化などにご興味ある方にお立ち寄りいただければうれしい限り。※表紙画像をクリックすると詳細ページに飛びます。

特に来年2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう』の主人公は、江戸の地本問屋「耕書堂」主人・蔦屋重三郎。彼が手がけた黄表紙の作品も、そのまま現代語で肩ひじ張らず楽しく読めるのが『黄表紙のぞき』です。

作者への依頼から、彫師、摺師、製本と江戸時代の出版の流れが分かる『的中地本問屋(あたりやしたぢほんといや)』という、弥次喜多でお馴染み十返舎一九の作品も掲載しています。

事前に読んでおけば、来年の大河ドラマがなお一層楽しめること間違いなし!

ぜひ2024年12月1日、東京ビッグサイトで開催される文学フリマ東京39にお越しください。

F31-32でお待ちしております◎

目次

文学フリマについて

文学フリマとは、作り手が「自らが《文学》と信じるもの」を自らの手で販売する、文学作品展示即売会です。

作品の内容は、小説・物語・詩・俳句・短歌・ノンフィクション・エッセイほか、評論・研究書など様々。紙以外にも文学にまつわるTシャツやアクセサリー、雑貨なども販売されています。

おすすめの楽しみ方

会場内では、自由に歩いて気になるブースから作品を購入することができますが、試し読みのコーナーもありますので、気になるものはそちらで実際に手にとってゆっくりチェックできます。

さらにWEBカタログが公開されていますので、事前に興味のあるキーワードやジャンルから検索してあたりをつけておきましょう。特に文学フリマ東京などブース数が多い場合は、とても数時間のうちにすべてのブースを見回ることはできないと思いますので、ある程度チェックしてから行かれることをおすすめします。

※詳しくは公式サイトをご確認ください。

文学フリマ東京39について

今回の文学フリマ東京39の情報は下記のとおりです。

寒くなってくる時期ですが、外は寒くても会場内は暑い場合もあります。脱ぎ着しやすいアウターなどで調整しつつ、ムリなく楽しんでいきましょう!

文学フリマ東京39

日程/2024年12月1日(日)  12:00〜17:00 (最終入場16:55)

会場/東京ビッグサイト 西3・4ホール

入場料/1000円

※詳しくは公式サイトをご確認ください。

大和堂のブースについて

大和堂はF31-32に出店しています。

当日は会場全体が混雑すると思いますので、会場マップもご確認のうえお越しくださいね。

見ずらいかと思いますが、入口から入って左手、F列の一番奥になります。(F31-32)

終わりに

文学フリマは一般には流通していない思わぬ作品との出会いもある場所ですから、事前にチェックしておいたブースはもちろん、時間が許す限り様々なブースを巡ってみるのも楽しいものです。

ブースは基本ジャンルごとに分かれてはいますが、これは各出店者がメインの作品などを元に一つに絞って申請したもの。ですから、実際には複数のジャンルの作品を扱っているブースも少なくありません。

例えば当ブースでも、江戸時代の文化にまつわる書籍ということで「評論・研究|文化研究」というジャンルで出店していますが、怪談画集なども扱っています。

あなたの心にぴったりくる作品との出会いがあることを願っています。

それでは文学フリマ東京39、F31-32、大和堂でお会いしましょう!

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