『江戸の旅ガイドを読む(上)』(「東海道名所記」の訳)
内容
江戸時代前期、庶民が旅を楽しみ始めた頃に出版された東海道の旅行ガイドブック「東海道名所記」(浅井了意作)を、まるごと全部読めるように現代語訳しました。
※上巻では、原書の一巻から三巻に当たる江戸から吉田宿(愛知県)までを掲載。
物知りで感激屋、だけどどこか抜けてる僧侶・楽阿弥と、和歌好きで頼りなく見えながら常識人でもある優男の商人が、偶然出会って一緒に旅をすることに。
元祖・弥次喜多ともいえるコメディー小説の体裁で、各地の名所や名物、伝説があふれんばかり、てんこもりに楽しめます。
江戸の吉原を覗き、箱根の山を越え、富士山を眺めて、大井川の流れに溺れて…。
「旅籠ではこんな風に過ごしていたのか」
「おいしそうな名物がたくさんあるなあ」
「へえ~そんな面白い伝説があったんだ!」
今と違う?今も同じ?
きっとあなたの好奇心を満たしてくれる、たくさんの驚きと発見があるはずです!
◆2019年初版発行
訳 大和 愛
サンプルページ
『江戸の旅ガイドを読む(下)』(「東海道名所記」の訳)
内容
<完結編!>
江戸時代前期、庶民が旅を楽しみ始めた頃に出版された東海道の旅行ガイドブック「東海道名所記」(浅井了意作)を、まるごと全部読めるように現代語訳。
下巻では、原書の四巻から五巻に当たる御油宿から京までを掲載しました。
完結編としてお楽しみください。
物知りで感激屋、だけどどこか抜けてる僧侶・楽阿弥と、和歌好きで頼りなく見えながら常識人でもある優男の商人が、偶然出会って一緒に旅をすることに。
元祖・弥次喜多ともいえるコメディー小説の体裁で、各地の名所や名物、伝説があふれんばかり、てんこもりに楽しめます。特に下巻では、当時の京の名所やそこにまつわる逸話がたくさん掲載されているのも見所です。
◆2021年初版発行
訳 大和 愛